こんにちは!
最近映画の感想しかブログに書いていない私です。
今回は映画「パッセンジャー」について感想や解説をしたいと思います。
この映画はSFっぽい感じしますが、宇宙で生きてしまった2人の人生をメインに描いたストーリーです。
もし自分だったら・・ヽ(;▽;)ノと私の妄想癖をくすぐってくれた映画でした。
ちなみに後述しますが、ロボットのアーサーの存在がいい味出しててその部分もすごく面白かったです。
※少しネタバレします。
映画パッセンジャーのざっくりとしたあらすじ
監督: モルテン・ティルドゥム
20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。
出典:http://eiga.com/
120年冬眠予定だったのにたった1人なぜか目覚めてしまったジム。
そしてジムによって目覚めることになってしまったオーロラ。
2人だけの孤独な人生がそこから始まり、そして絶望的な状況下で惹かれ合う2人の生き様を描いています。
映画パッセンジャーの見どころ
SFっぽさよりも、2人の生き様がメイン
この映画はSF映画に分類されると思うんですが、それよりも2人の生き様とか恋愛を映している部分が多いです。
1人先に目覚めてしまったジムと孤独と葛藤の日々。
ジムによって目覚めることになったオーロラのジムの裏切りと葛藤の日々。
惹かれ合い、でも衝突し、それを乗り越えていく2人。
これらがメインで、SFっぽさは少なめ。そういうシーンもありますが(SFをあまり期待しないほうがいいです)
まぁ、これはこれで面白いんですけどね。
バーテンダーにいるロボットのアーサーの存在がでかい
たった1人目覚めてしまい途方に暮れていたジム。
それを支えたのが、人工知能搭載している(たぶん)ロボットのアーサー。
見た目はそのまんま人間で、普通に会話できます。
相談にものってくれます。
ジムの悩みや他愛もない会話に付き合い、そしてオーロラが目覚めてからは3人で楽しく会話することも増え、彼らの心の支えの1つになってくれています。
ただ、そんなアーサーが後に、ジムとオーロラが衝突してしまうきっかけにもなってしまうのですが・・。
もし自分だったら・・・と考えさせられる
説明した通り、これはジムやオーロラの生き様を映してて、本来なら今は眠ってて、数十年後に目覚めた時はまわりの仲間と素晴らしい人生をおくることになっていたわけです。
それなのに、自分だけ先に目覚めてしまった。
きっとみんなが目覚める頃にはきっと自分は寿命で死んでしまっている。
もし自分がジムだったら死ぬまで孤独に生きて行くなんて耐えられるか?ジムと同じことをしようと考えるか?
もし自分がオーロラだったらジムを許せるか?2人だけで生きて行くことを決断できるか?
妄想癖の強い私は自分に例えてひたすら考えちゃいました。
まぁ、たぶん生きていけるかもだけどアーサーは絶対必要。
映画パッセンジャーを鑑賞して率直に思った感想
私はこの映画を観て、孤独、絶望、希望について深く考えちゃいました。
限られた場所で、限られた人間と、限られた人生を過ごすことになっても
それでも幸せは感じられるし、自分が生きた証って未来に残すこともできるのかもしれない。
私だったらアーサーさえいれば頑張れるかも!なんて思っちゃいましたが、よくよく考えると生身の人間がいないときっと頭がおかしくなるんだろうな〜とも思いました。
同時に「自分が目覚めてしまった意味」ってのも次第に見いだせることができるのかもしれない。(意味を見いだせたら気持ちが楽になるだろうなって)
作品では結局ジムが目覚めた意味ってよくわからなくて単なる事故って感じでしたけど。
あと、CGがすごかったですね!
きれいで、個人的には映像にあまり突っ込みどころはなかったので安心して観れました^^
まとめ
映画パッセンジャーでは、孤独な状況下で生きる人間の生き様を観ることができました。
SFよりもヒューマンとかラブストーリー性が強い感じの映画でしたね!
もちろんSF映像もあるけど!
そういう作品が好きな人には、おすすめです^^