リドリースコット監督の作品が好きなので、公開中の「ゲティ家の身代金」を観に行ってきました。
ここでは簡単なあらすじと、ほんのちょっとだけネタバレ、そして観て私が思ったことをお話ししますね。
少し〜だけネタバレあります。
ゲティ家の身代金のあらすじ
73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、身代金の支払いを拒否。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになる。出典:https://eiga.com/
監督:リドリー・スコット
キャスト:ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグほか
大富豪ゲティの孫息子が誘拐され、母親と犯人との緊迫したやりとり、そしてゲティと身代金について対立する姿が描かれています。
ゲティ家の身代金を観て思ったこと(感想)
終始平坦な展開
う〜ん。ストーリーの進み方はよかったけど、平凡で平坦な展開でした。
「え!?」「まさか!?」というのがなくて、期待しすぎた感は否めませんが、なにかこう・・・もうちょっと欲しかったです笑
私の中で「リドリー・スコット監督の作品だし面白いこと間違いなし」と期待しまくりだったのがいけなかったのかも。
映画を観終わったあとにリドリースコット監督の他の作品についてチラっと調べてみたのですが、どうやら「面白い作品とそうでない作品がある」とのことで。
う〜ん。。。そういうことなのかな。。
感情移入はできなかった
映画の主人公に感情移入できるかできないかって、その映画の面白さを左右する大事なことだと私は思うんですね。
で、誘拐をメインとした映画って、誘拐された子供の親の苦しみをフォーカスしたものが多く、観ているこちらが感情移入させられちゃうのが多いと思うんですね。それが面白さに繋がるというか。
でも、びっくりするくらいそれがなかった^^;
映画を観る前にいろんなレビューサイトで「母親役に感情移入できなかった」ってコメントを見かけたのですが、確かにその通りだわ!って思いました・・笑
母親役のミシェル・ウィリアムズの演技はすばらしく、ちゃんと感情を表現していたいと思うんですね。
でもなんちゅーか・・感情移入できませんでした。
唯一良かったのは交渉人が良い人になっていったこと
犯人との金銭の交渉などを行う交渉人(マーク・ウォールバーグ)が、最初は冷淡でお金が全て〜みたいなキャラだったのですが、交渉をしていくうちにだんだんと優しい・・というか。
良いキャラになっていく姿観ててちょっと気分がよかったです。
これくらいかなぁ。
まとめ
全体的な感想としては、う〜ん、つまらないってわけではないけど1回観ればもういいかなってのが私の感想です^^;
ただ、SNSでは「めっちゃよかった」って感想も投稿されていたので・・・これだけは言わせていただくと「リドリースコット監督の作品だから面白いに違いない!」と期待感大で観るとちょっと違うかもしれないって感じ。
そういう先入観なしで「実話映画が好き」ってだけで観たらもしかしたら面白いと感じるかも。